フルサイズ一眼カメラ/レンズキット DC-S1M2ES決定的瞬間を確実に捉える、卓越した写真性能

S1IIE, S 24-60 F2.8 / 34mm, 1/200sec, F7.1, ISO100 ©Yusuke Fukahori

約2,420万画素、
忠実で豊かな表現力

LUMIXの絵作り思想「生命力・生命美」に基づく独自のカラーサイエンスと、約2,420万画素裏面照射型CMOSイメージセンサーが、被写体の魅力をありのままに描き出します。さらに、ライカとパナソニックが共同開発したL2 Technology(エルスクエア・テクノロジー)を採用した、高速かつ高性能な演算処理能力を誇るエンジンを搭載。最新のイメージセンサーと画像処理エンジンにより、被写体を美しく精緻に描写します。

高解像性能と高速性能を両立させた裏面照射型CMOSイメージセンサー

有効画素数2,420万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサーは、像面位相差センサーによる高精度なAFを実現しながら、高い解像感と精緻な描写性、広いダイナミックレンジを実現します。さらに、高速読み出し性能による優れた連写性能に加え、高感度と解像性のバランスを高次元で達成しています。 

写真:CMOSイメージセンサー

イメージセンサー性能を最大限に引き出す
画像処理エンジン

イメージセンサーから出力される画像情報を高速処理しながら、高精細かつ自然な質感描写を実現します。
さらに、高い解像感と立体描写を実現する新インテリジェントディテール処理やノイズリダクションにより、高画質・高感度・色再現に優れた処理性能を発揮します。また、センサー全域を使った6K 30p(3:2)動画記録も高速に処理します。 

画像:画像処理エンジン

ローパスフィルターレス設計が実現する、高解像かつリアルな描写

光学ローパスフィルターを取り除くことで、Sシリーズカメラ専用に設計されたSレンズが持つ高解像性能やイメージセンサーが有する高画素性能を最大限に引き出すことが可能です。これにより、野生動物の毛並みの質感や、森林風景を織りなす木々の立体感、大自然へと誘うように広がる大空の奥行き感などをリアルに描写します。

デュアルネイティブISOテクノロジー

パナソニックの独自技術「デュアルネイティブISOテクノロジー」を搭載。
⼀般的なイメージセンサーは、単⼀の感度・ゲイン回路構成を有していることから、⾼感度になるほどノイズも同時に増幅されてしまうという課題がありました。1画素ごとに専⽤回路を2系統備えたデュアルネイティブISOテクノロジーは、「低ISO感度回路」と「低ノイズ・⾼ISO感度回路」の2系統を自動的に切り換えることで、⾼感度時もノイズを抑えた、より⾃然で美しい絵作りを可能にします。

こだわり抜いた
LUMIXの色表現

フォトスタイル

LUMIXの絵作り思想「生命力・生命美」の基準となるのは、フォトスタイルの「スタンダード」。
記憶色と忠実再現の絶妙なバランスで、被写体のありのままの魅力を描き出します。さらに、「ヴィヴィッド」「ナチュラル」といった標準的なフォトスタイルから、LUMIX独自のモノクローム表現まで、撮影シーンや表現意図に合わせて選択できます。コントラストや彩度などを自分好みにチューニングすることも可能です。

S1IIE, S 24-60 F2.8 / 38mm, 1/800sec, F6.3, ISO100 ©Akihiko Nagumo

LEICAモノクローム

ライカがその長い歴史の中で積み上げてきた絵作り思想をL2 Technology協業の中で学び取り入れ再現した「LEICAモノクローム」は、ハイライトが明るく、より硬調でダイナミックな印象のモノクロ表現で、深い黒と白のコントラストが特徴です。

S1IIE, S 24-60 F2.8 / 48mm, 1/320sec, F2.8, ISO160 ©Yusuke Fukahori

LUMIX初
HEIF形式記録対応

従来のJPEGとRAWに加えて、新たに4:2:0 10bitのHEIF記録が可能になりました。
HEIFはJPEGと比べて高い圧縮率でありながら、10bitの豊かな階調表現を両立したファイルフォーマットで、HLGフォトにも対応しています。高輝度HDRディスプレイで再生することで、プリントでは表現できない、人間の見た目により近づいた自然な輝度階調と色彩を楽しむことができます。

  •  当社デジタルカメラにおいて。2025年6月下旬発売予定。

9,600万画素
ハイレゾモード

手持ちハイレゾ撮影に対応

ハイレゾモードでは、ボディ内手ブレ補正機構(B.I.S.)を活かして、イメージセンサーをシフトさせながら連続撮影を行い、カメラ内で自動合成処理することによって、9,600万画素相当の写真を生成します。
RAWおよびJPEG記録に対応しているほか、カメラ内RAW現像にも対応しており、LUMIXならではの忠実な描写力で、被写体を細やかに表現します。これにより、壮大な自然風景や緻密な芸術作品をさらに細部まで捉えることができます。また、手持ちでのハイレゾ撮影も可能です。

S1IIE, S 35 F1.8 / 35mm, 1/6sec, F8, ISO200

撮って出しで
自分らしい色表現ができる

リアルタイムLUT

リアルタイムLUTにより、カメラ本体でLUT(ルックアップテーブル)を適用して、自分好みの色表現を撮影データに反映することができます。
また、2つのLUTを重ね合わせて自分だけの色表現を作り出したり、新たに自分でLUTを作成することもできるため、リアルタイムLUTは「無限のフォトスタイルを作れる」機能とも言えます。
憧れのクリエイターがLUMIX Labアプリやオンラインで提供しているLUTをカメラに取り込んで、写真や動画の撮影に活用することも可能です。対応しているLUTファイルフォーマットは「.VLT」と「.CUBE」です。

【オリジナルカラー】
S1IIE, S 24-105 F4 / 105mm, 1/500sec, F9.0, ISO100 ©Akihiko Nagumo
【リアルタイムLUT】
S1IIE, S 24-105 F4 / 105mm, 1/500sec, F9.0, ISO100 ©Akihiko Nagumo

スマホアプリ「LUMIX Lab」

「LUMIX Lab」 は、LUMIXとスマートフォンをワイヤレスで連携・操作することができる、iOS/AndroidTM機器向けのアプリです。
カメラで撮影したデータをスマートフォンに転送して、アプリ側でLUTを適用したり、アプリの色調整機能を利用して、オリジナルのLUTを作成することも可能です。

S1IIE, S PRO 50 F1.4 / 50mm, 1/5sec, F4.5, ISO100
  • AndroidおよびGoogle PlayはGoogle LLC.の商標または登録商標です。

約30コマ/秒 AF追従連写
(電子シャッター)

電子シャッターで約30コマ/秒を実現しました。一瞬ごとにめまぐるしく展開するアーバンスポーツ、野生動物や車・列車の撮影でも、決定的瞬間を逃しません。
ファインダーやモニターがブラックアウトすることなく、ポストビューでフレーミングを確認しながら集中して撮影することができます。

S1IIE, S 24-60 F2.8 / 52mm, 1/160sec, F5.0, ISO1600 ©Masaki Hirooka

約10コマ/秒 AF追従連写(H+)
(メカシャッター)

被写体をライブビューで確認しながら撮影する従来の設定に加えて、 AFC設定時に連写速度を優先する「連写モード(H+)」を搭載しました。メカシャッターでも約10コマ/秒のAF追従高速連写が可能なので、決定的瞬間を鮮明に記録できます。
ファインダーやモニターがブラックアウトすることなく、ポストビューでフレーミングを確認しながら集中して撮影することができます。

画像:約10コマ/秒 AF追従連写 画像:約10コマ/秒 AF追従連写
画像:電子シャッター連写表 画像:電子シャッター連写表

※ 12bitで記録されます。

画像:メカシャッター電子先幕 連写表 画像:メカシャッター電子先幕 連写表

※ 12bitで記録されます。

時間をさかのぼって
記録する

プリ連写

シャッターボタンを全押する前から連写記録を開始する「SHプリ連写」を搭載しました。
LUMIX S1IIEのプリ連写は、0.5秒、1秒、1.5秒から時間設定が可能。スポーツ選手の巧みな動きや、水鳥が水面を叩く一瞬など、予測が困難な決定的瞬間を捉えることができます。

S1IIES, S 24-60 F2.8 / 37mm, 1/400, F3.2, ISO1600 ©Masaki Hirooka

幻想的な写真が撮影可能

多重露出

1枚の画像に複数回の露光を重ね合わせて、幻想的な世界や、ユニークな構図を、手軽に表現することができます。

AIによる
ホワイトバランス調整

AI-AWB

カメラ本体でのRAW現像時に、AIによるホワイトバランス調整が可能になりました。AI技術を用いて光源を推定し、被写体ごとのホワイトバランスゲインを算出、最適化。光源が混在するシチュエーションで撮影した画像でも、最適な結果を得ることができます。

手前から奥まで
ピントの合った高精細な
画像を手軽に合成

深度合成※1

フォーカス位置の異なる複数の画像を合成し※2、ピントの合った範囲を広げた写真を作成することができます。
マクロレンズなどを使用して被写体を大きく写しつつ、被写界深度の深い写真を撮影したい場合や、風景の前景から後景までピントの合った写真を撮影したい場合に便利です。

  1. ファームウェアVer.1.1へのアップデートが必要です。ダウンロードはこちらから
  2. 撮影後に合成を行います。撮影環境や撮影枚数によっては、画像の合成に時間がかかることがあります。

特長一覧

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こちらから

注意事項

  • 画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
  • 画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。